重要ポイント
- Claude Fable 5.1 と Claude Mythos 5.1 を発表(2026年9月)。コーディングと知的作業で最高水準をうたう
- 中身は同じモデルで、安全対策の強さが違う。Fable 5.1 は一般提供、Mythos 5.1 は審査を受けた専門家だけが使える
- API 料金は入力10ドル・出力50ドル(100万トークンあたり)。キャッシュの読み出しは75%安い0.25ドルになった
- 科学の作業を測る Terminal-Bench-Science 0.1 で 52.6%(Fable 5 は24.7%)
- 安全対策の誤作動が減り、サイバー分野で60%、生物分野で85%少なくなった
概要
Anthropic は2026年9月、最上位のモデル Claude Fable 5.1 と、その安全対策を専門家向けに調整した Claude Mythos 5.1 を発表しました。どちらも同じモデルをもとにしていて、Fable 5.1 は誰でも使えます。Mythos 5.1 は、防御側のセキュリティ担当者や生命科学の研究者など、審査を通った人だけが使えるモデルです。
詳細
2つのモデルの違い
| モデル | 使える人 | 特徴 |
|---|---|---|
| Claude Fable 5.1 | すべての利用者 | 一般向けの安全対策をかけた最上位モデル |
| Claude Mythos 5.1 | 審査を受けた専門家(まず米国の組織から) | セキュリティや生命科学の仕事に合わせて、安全対策を調整したモデル |
Mythos 5.1 を使うには、防御側のセキュリティ専門家向けの「Cyber Verification Program」か、研究者向けの「Life Sciences Verification Program」の審査を受けます。
性能
- Terminal-Bench-Science 0.1(科学の作業): Fable 5.1 が52.6%(Fable 5 は24.7%)
- CursorBench 3.2.0(コーディング): Fable 5.1 が73.4%
- Humanity’s Last Exam(ツールあり、非常に難しい問題集): Fable 5.1 が65.0%
- Terminal-Bench 4.0(エージェント的なコーディング): Mythos 5.1 が60.9%(Fable 5 は42.0%)
料金
API 料金は100万トークンあたり入力10ドル・出力50ドルです。キャッシュ(同じ内容のくり返し読み込み)の読み出しは75%安い0.25ドルになり、Anthropic は一般的な処理で約25%、複雑な処理で最大45%安くなるとしています。
安全対策の改善
安全のための仕組みが、問題のない依頼まで止めてしまうことが減りました。サイバーセキュリティの分野で誤検知が60%減り、生物の分野では問題のない依頼で反応する回数が85%減ったとしています。また企業向けに、データを保持しない設定を自社が管理するクラウドで使える「Enterprise Frontier Safeguards」を用意しました。
出典
- Introducing Claude Fable 5.1 and Claude Mythos 5.1(Anthropic・2026年9月)




