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GitHub、AIモデルを自動選択する「Copilot Fusion」提供開始

重要ポイント

  • GitHubは2026年10月28日、「GitHub Universe 2026」の基調講演でAIモデルを自動選択する「GitHub Copilot Fusion」の一般提供(GA)を発表
  • 2026年9月の研究者向けプレビュー「Project HydraFusion」の正式版
  • 振り分け方式は「Single」「Cascade」「Critique」の3種類、効果レベルは「Fusion Standard」「Fusion High」「Fusion Max」の3段階
  • Artificial Analysis社のCoding Agent Indexで、最上位「Fusion Max」は60点を記録し、「Claude Code with Opus 5.5 Max」との差は2点以内
  • 期間限定で、有料Copilotプランのユーザーはモデル利用料金が30%割引

概要

米GitHubは2026年10月28日、サンフランシスコで開催した開発者向けカンファレンス「GitHub Universe 2026」の基調講演で、複数のAIモデルを自動的に振り分けて使う新機能「GitHub Copilot Fusion」の一般提供(GA)を発表しました。2026年9月に研究者向けプレビュー「Project HydraFusion」として公開されていた機能が、正式サービスとなった形です。GitHub Copilotでモデルを選ぶ画面に、ひとつの仮想的なモデルとして「Copilot Fusion」が追加され、裏側では複数のモデルの中から実際の処理が自動で振り分けられます。

詳細

振り分けの仕組み

Copilot Fusionは、処理の振り分け方として「Single」(単一モデルで直接解決)、「Cascade」(効率的なモデルが下書きし、必要に応じて上位モデルへエスカレーション)、「Critique」(あるモデルが下書きし、別のモデルがレビュー・修正)の3種類を用意しています。さらに、優先するモデルの性能を決める効果レベルとして、日常的なコーディング向けの「Fusion Standard」、難しいタスクや深い推論向けの「Fusion High」、最も要求の厳しいタスク向けの「Fusion Max」の3段階があります。利用できるモデルは、エンタープライズや組織のモデルポリシーで有効化されているものに限られ、管理者はどのモデルが選ばれる対象になっているかを確認できます。

性能・コスト

Artificial Analysis社のCoding Agent Indexによる評価では、最上位の「Fusion Max」が60点を記録し、「Claude Code with Opus 5.5 Max」との差は2点以内だったとされています。同じ評価の中で、タスクあたりの平均APIコストは約半分、トークン使用量も約半分、処理にかかる時間は約40%短縮されたと報告されています。

料金・提供範囲

料金は、実際に使われた各モデルの標準料金がそのまま課金される仕組みです。期間限定で、有料のCopilotプランを使っているユーザーはモデル利用料金が30%割引になります(割引の終了時期は明記されていません)。Copilot FusionはすべてのCopilotプランで利用でき、対応クライアントはVisual Studio Code、GitHub Copilotアプリ、GitHub Copilot CLI、JetBrains系IDEです。ほかのクライアントへの対応も今後予定されているとのことです。

移行について

研究者向けプレビューで「auto」「HydraFusion」「HydraFusion Max」を有効にしていた参加者は、それぞれ対応するCopilot Fusionの効果レベルに自動的に切り替わります。

出典